外国人雇用について

2019年8月19日 月曜日

最近外国人の雇用が増えていますね。


入管法の改正も有り、特定技能をもつ外国人の受け入れも進んでいます。


労務管理上は、在留資格を守ったうえで雇用しましょう。


もし、在留資格を守らないで働かせていると、最悪の場合本国に強制送還というケースもあります。


また、強制送還された後日本になかなか来れなくなってしまったりすることもあり、外国人のご本人にも大変な思いをさせてしまいます。


十分に注意しましょう。




ただ、ちょっとこれ、カラクリがあるんです。


留学生の場合は週28時間迄の労働となっています。


なので会社側が週28時間を守って働かせていても、留学生が黙って掛け持ちしていたりします。


いわゆるダブルワークですね。


そして更新の時に入管にバレる・・・・。外国人雇用あるあるです。


でも、そもそも週28時間じゃ留学生は日本では暮らしていけないんです。


例えば日本での生活費を考えると・・・・・・


●家賃      7万円(1人暮らしで間取り1K)

●食費      3万円

●水道光熱費  1万円

●携帯代     1万円


その他、消耗品費、交通費などなど・・・・。

概算ですが、月間で10万円以上はかるくかかります。

当然、そのほかに学費も払わなければなりません。



では、週28時間の労働だと月間でいくら稼げるか。


●1か月を4週として

4週間×28時間×時給1,000円=112,000円


これでは日本で生活するだけで、学費なんかとても払えません。



つまり、週28時間では学生生活は成り立たないんです。



本国からの親の仕送りがある方もいると思いますが、なかなか生活の厳しい外国人留学生も多いはずです。


なので、週28時間を超える労働が無くならないと、私個人としては思っています。


現実的な対応としては、採用するときは外国人留学生に生活状況を確認したり、ダブルワークをしない誓約書を書いてもらうなどが効果的です。


ちなみに、外国人の方も一定の方は助成金対象になります。法令に沿った労務管理をして、人不足解消、助成金受給につなげていきたいですね。


受給が続いています。


1社で100万円です。この会社は他にも70万円受給されたので合計170万円です!!



A





























これはキャリアコンサルタントとの面談を実施して受給となりました。キャリアコンサルタントといった第三者が従業員の方の適性を分析したり、今後のキャリアアッププランについて話し合うものです。



もういっちょ!



B
































これは教育訓練休暇制度を導入して実施した際に受給したものです。会社で教育訓練休暇を導入して、休暇中に自発的にセミナー等を受講して受給につながりました。


教育訓練系の助成金は本人のスキルもアップして、会社の競争力、生産性も高まります。


活用したいですね!




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